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宮沢賢治の童話を読む |
宮沢賢治は感受性豊かな優れた詩人であったが、詩人であると同時にまた優れた童話作家であった。賢治は子供たちだけを相手にして童話を書いたのではない。彼はすべての感受性豊かな人たちを相手に、童話と呼ばれる作品を生涯にわたって書き続けたのだ。 そしてそれらの作品は、賢治の自分自身に対する呼びかけであり、自分自身を試し続けるためのものでもあった。賢治はただ単に童話を書いたのではなく、童話という表現手段を通じて、自分自身との対話を行いながら、生涯を生きたのだということもできる。 宮沢賢治は非常に熱心な法華経信者であったから、彼の童話には法華経の言葉が鳴り響いている。といっても、童話を通じて法華経への信仰を人々に進めているわけではない。法華経のことばを媒介にして、人間としての真の生き方を求め、それを人々にわかってもらおうとしたのだと思う。 ここでは、そんな宮沢賢治の童話の数々について、読み解いていきたい。 ドリームランドとしてのイーハトーブ:宮沢賢治の童話的世界 注文の多い料理店:宮沢賢治の童話を読む どんぐりと山猫:宮沢賢治の童話を読む 鹿踊りのはじまり:宮澤賢治の童話を読む おきなぐさ:宮沢賢治の童話を読む やまなし:宮沢賢治の童話を読む セロ弾きのゴーシュ:宮沢賢治の童話を読む オツベルと象:宮沢賢治の童話を読む 猫の事務所:宮沢賢治の童話を読む フランドン農学校の豚:宮沢賢治の童話を読む よだかの星:宮沢賢治の童話を読む ポラーノの広場:宮沢賢治のユートピア 風の又三郎:宮沢賢治を読む 銀河鉄道の夜:宮沢賢治を読む 北十字とプリオシン海岸:銀河鉄道の夜 鳥を捕る人:銀河鉄道の夜 リンゴとジョヴァンニの切符と空の孔:銀河鉄道の夜 さそりの火:銀河鉄道の夜 グスコーブドリの伝記:宮沢賢治の世界 雨ニモマケズ:宮澤賢治の自戒の言葉 |
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